SERIE A 2006-2007

紹介 昨シーズン、序盤は怪我人が続出し、苦しい台所事情が続いた。ベンチにユースの選手が座る試合も少なくなく、セリエB降格も現実味を帯びていた。
しかし、クリスマス休暇明けからチーム状況が好転。ベテランと若手が噛み合い、勝ち星が増え始めると、チームに自信が芽生え、3月は全勝を記録するなど勢いに乗り、最終的には7位でシーズンを終えた。

かつてはビッククラブにも劣らない選手層の厚さを誇っていたパルマだが、いまは街の規模にあった身の丈にあった経営方針を貫いている。
「若手にチャンスを与え、育て、機を逃さず売却する。」といった哲学は今年も変わらず、ボネーラ、シンプリシオ、マルキオンニ、ブレシアーノ、カンナバーロを売却し、ガスバッローニ、ブタン、クツゾフ、チアラミターロを補強した。
若い選手たちを率いるのは、40歳のステファノ・ピオリ。セリエA初采配ながら、昨シーズン、セリエBでモデナを5位に導いた手腕は評価されている。

今シーズンも、モルフェオを中心とした4-2-3-1が基本となる。前線に抜けた選手の穴を、それぞれ新加入選手が埋める格好になるだろう。活躍が期待されるガスバッローニ、クツゾフ、ブタンはそれほど大きな実績があるわけではなく、序盤は我慢の展開になりそう。ただし、その才能に疑いの余地はないだけに、彼らの強い意欲がチームを救う可能性は十分にある。

ムスリモビッチ、デディッチ、ピザヌといったタレントを揃えるフロントラインと比較すると、ディフェンスラインはやや手薄。カンナバーロ、ボネーラの離脱は、既存戦力で補うことになるだろう。37歳のフェルナンド・コウトがフル・シーズンの活躍を期待できないだけに、ユース世代の成長が待たれる。
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